研究会-インクレチン関連薬の抗動脈硬化作用-

6月9日土曜日

 

土曜日は休日の夜を返上して松江に研究会に行ってきました。

会はスモールミーティングで演者を含めて計8人、1時間の講演の後に約1時間討論をしました。

 

演者は昭和大学の平野勉先生で、近年非常に注目を集めているインクレチン関連、特に今回はGLP-1アナログの基礎的な話から実臨床に関する話、加えて最近のhot topicのインクレチンの抗動脈硬化作用などについてお話しをいただきました。

 

平野先生は動脈硬化、糖代謝、脂質代謝の領域では誰でも知っているような、かなりご高名な先生なのですが、今回はスモールミーティングということもあり、色んな質問・ディスカッションをさせていただき、非常に勉強になる素晴らしい会でした。

また、平野先生には非常に丁寧に質問に答えていただき、とても感激しました。

 

やはり、インクレチンのHbA1cを下げるだけでなく、コントロールの質、低血糖の少なさは魅力的ですし、本来のインスリン分泌に関する作用以外の膵外作用にも非常に興味をそそられます。

 

私の狭義の専門分野である骨代謝領域でもインクレチン作用に徐々に注目が集まっています。

今後、糖尿病領域ではまだまだ新たな作用機序を持つ薬剤が加わってきますが、まだしばらくはインクレチン関連の研究が趨勢を占めそうな感じがしますし、臨床医としてもっとインクレチン関連薬の適応を考慮して経験を増やしていかないといけないと思いました。