
8月4日
本日はベザトールSR錠発売20周年記念講演会に出席しました。
座長を寺本民生先生、演者に曽根博仁先生、伊藤浩先生、代田浩之先生。
なかなか普段聞けないような興味深い講演を拝聴することができ、ためになる会でした。
曽根先生からは、
JDCSなどのデータから、日本人での心血管疾患のリスク因子の話から、特に糖尿病や高トリグリセライド/低HDL-C血症などの高リスク群にはベザフィブラートがリスク改善に良いという話。
伊藤先生からは、
耐糖能異常患者における脂質異常は高トリグリセライド/低HDL-C血症が動脈硬化のリスクとして最も重要であること。また、食後高脂血症の重要性。
代田先生からは、
日本人でのJ-BENEFIT研究から、糖尿病、耐糖能異常の患者へのベザフィブラート投与により、HbA1cが-0.5%、空腹時血糖-21mg/dL有意に低下するということ。
欧米人でのデータとアジア人でのデータと、やはり人種によりリスクの重みが違う可能性があり、日本人でのエビデンスを蓄積する必要があることが明らかとなり、やはりもっともっと頑張ってエビデンスの蓄積をし、世に広めていかないといけないんだなあと感じました。
微力ながら頑張りたいと意欲のでる講演会でした。
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