第1回認知症とLifestyle Conference

9月18日火曜日

 

本日は、出雲ロイヤルホテルにて第1回認知症とLifestyle Conferenceが開催され、参加してきました。

 

専門医レクチャーとして当科の山本昌弘先生が「DPP-4阻害薬による糖尿病治療」について話をされ、

その後に、当大学内科学第三の山口修平先生が「糖代謝異常と認知障害」について特別講演をされました。

 

近年、人口の高齢化とともに、加齢によって発症頻度が増加する疾患が重要視されています。私の専門分野である骨粗鬆症や糖尿病についても重要課題として認識されていますが、当然認知症ももっとも重要な疾患として注目が集まっています。

 

日本もすでに老老介護の時代に入り、認知症は周囲を巻きこむ問題でもあり、患者本人のQOLのみならず家族のQOLにも影響してくる疾患です。

 

現在、様々な認知症治療薬の開発が行われているようですが、なかなかうまくいっていないのが現状のようです。しかしながら、様々な疫学研究などにより、メタボリックシンドロームや耐糖能異常と認知症に関連があることや、バイオマーカーや画像評価による診断法などの研究は活発にされているそうです。

 

認知症治療として、GLP-1やDPP-4阻害薬の可能性についてのお話や、これまで認知症の進展予防にはドネペジルしか使用可能な薬剤がなかったけれども、リバスチグミン経皮吸収型製剤などの発売などもあり、今後の認知症治療の展開に注目されるところだと思います。

 

加齢疾患として、骨粗鬆症と認知症にも関連があるようにも思われますが、今後、認知症と他の疾患との関連性についても検討すべき課題かと思います。