ASBMR in アトランタ

2016年米国骨ミネラル代謝学会がアトランタで開催され、参加・研究報告してきました。

 

僕は、「骨細胞におけるAMP kinaseの役割について」、竹野先生は「ホモシステインによるアポトーシス誘導に対するスタチンの影響について」発表してきました。

 

どちらの研究もすでに論文化されているものです。

 

アトランタはCNN(世界に向けてニュースを発信している)、コカコーラなどの発症の地であり、テレビ局内、コカコーラ博物館にも見学に行ってきました。

 

また、現在モントリオールに留学中の田中賢一郎先生にも久しぶりに会うことができ、とても有意義な学会になりました。

 

Odanacatibの第Ⅲ相臨床治験において、有意な骨折リスク低下作用が改めて確認されたものの、脳卒中リスクを有意に上昇させたことから開発中止になったという非常に残念な発表がありました。

また、糖尿病関連骨粗鬆症の演題も数多くあり、世界的にも糖尿病と骨粗鬆症の関連について注目度が集まっていることが実感できました。

 

来年も研究発表ができるように、さらに頑張りたいと思います!

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コメント: 3
  • #1

    zzz (水曜日, 28 9月 2016 10:48)

    お久しぶりのコメントで、失礼します。オダナカティブの件は残念でしたね。ただ疑問に思ったのは、先天性のカテプシンK欠損で骨異型性の方は脳卒中リスクが高いのでしょうか?(それを検証できるほど生存期間がないということもあるかもしれませんが)そうでないなら、たまたまメルク社の合成した抗体が悪かっただけで、カテプシンKを阻害すること自体はまだ希望の持てる治療方であると思えるのですが。
     ただ、先生の記事のおかげで、ソースを検索していたら、抗スクレロスチン抗体の米国での承認申請の記事を見つけ、少し喜んでます。
    以前のコメントで糖尿ではないと言ってましたが、以後の検査でグルコーススパイクがあることが判明し、ますます糖尿と骨粗鬆症の関係が気になった来た今日この頃です。、

  • #2

    金沢 一平 (木曜日, 29 9月 2016 18:41)

    zzzさん、
    コメントありがとうございます。カテプシンKノックアウトで脳卒中が発生してくるかどうか分かりませんが、動脈硬化巣や動脈瘤などにカテプシンが発現してくることは知られていますので、カテプシンK阻害薬自体が脳卒中リスクに影響する可能性はありますね。今回、メルクのオダナカティブが開発中止になったので、他の阻害薬の開発がされるかどうか、難しいでしょうね。
    抗スクレロスチン抗体は今のところ2剤ともに治験が順調に進んだようで、これは期待大ですね。

    糖尿病と骨粗鬆症の関係、今回のASBMRでも演題数が増えてきているように思いました。この分野がますます発展するように、期待しています。

  • #3

    zzz (金曜日, 30 9月 2016 12:54)

    そうなんですね!残念なことですが、詳しい解説ありがとうございます。
    糖尿病と骨粗鬆症の関係がさらにわかれば、私のようないわゆる境界型の糖尿病でも注意しないといけないかもしれませんね。ありがとうございました。